東京都小金井市で2016年5月、音楽活動をしていた冨田真由さんが刺され、一時重体になった事件を巡り、冨田さんと母親が警視庁の対応に不備があったとして、東京都や加害者の男、所属していた芸能事務所に計約7600万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴することが10日、代理人弁護士への取材で分かった。
弁護士によると、殺人未遂罪などで実刑判決が確定した岩崎友宏受刑者(30)がツイッターやブログに「殺したい」と何度も書き込んでいたため、冨田さんは16年5月、警視庁武蔵野署に相談し、当日のライブの出演予定も伝えていた。
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